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川内高原農産物栽培工場について
当工場は、川内村の主産業である農業を再生するために建てられた、最新鋭の設備と最先端の技術を備えた閉鎖型植物工場です。安全・安心・高品質な野菜の安定供給を達成することで、産地形成と地域雇用の拡大を図り、村の復興と活性化を目指します。
所在地 | 〒979-1202 福島県双葉郡川内村下川内字松川原11(標高400m) |
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開設年月 | 2013年4月 |
敷地面積 | 5,009m2(建築面積2,467.10m2) |
生産能力 | 生産株数:最大8,000株/日 |
植物工場の定義
植物工場の定義について明確な定義はありませんが、露地での栽培に比べ、環境制御が容易で、生育環境や作業環境を一定に保つことができます。それゆえ、一般的に周年利用、労働力軽減、システム化、高生産性実現、環境負荷軽減、安全・高品質な収穫物の安定生産が求められています。
生産技術
養液栽培で作物生産を行うために、軽労働が中心となる。
土を用いないために、連作障害を回避できる。
地上部・地下部の環境制御を行うことで、生育や品質を調整できる。
環境と作物生育のモニタリング、生育予測などに基づいて、計画的・安定的に生産できる。
肥料や水分の高い利用効率を実現でき、農薬の使用量を大幅に低減できる。
栄養成分や機能性成分を強化した作物を生産できる。
栽培施設内は清潔で、快適環境を形成できる。
環境負荷をなくした持続的農業生産を実現できる。
販売
年間を通じて、また台風等の気象災害時にも安定生産が可能で、さらに生産量や出荷量をある程度正確に把握・調節ができるので、有利な販売を実現できる。
加工用・業務用として歩留りが高く、廃棄物の少ない生産を実現できる。
虫や異物の混入が少ないので、洗浄や調整作業を省け、コスト縮減が可能。
立地・建築
立地場所を選ばず、非農地、栽培不適地などでの農業生産が可能